ミュージアム論のゲスト講師として、奈良県立美術館・学芸課長の山本雅美さんに講義をしていただきました。
学芸員あるいはキュレーターと呼ばれる人の仕事とはどのようなものか、授業内でも扱った「指定管理者制度」の抱える課題でもある雇用の不安定さについて、そのような中でも山本さんがこれまでにつくりあげてきたお仕事について伺いました。
美術館をよりひらかれた場所にするには何ができるか。奈良では、山本さんのこれまでのご経験を活かした企画が、来年から多く開催されるようですので、ぜひ奈良県立美術館を訪れてみてください。
山本雅美さん
奈良県立美術館学芸課長。1974年、東京都に生まれる。学習院大学大学院人文科学研究科哲学専攻博士後期課程中退。専攻、日本現代美術史、美術批評、博物館教育。主な著書に『吉田克朗制作ノート1969~1978』(2024年、水声社)。
奈良県立美術館ホームページ「学芸員の部屋」から「はじめまして(2024年5月9日)」にて、これまでのご活動の自己紹介があります。