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奈良県立大学地域創造学部・風間勇助ゼミでは、現代の社会においてアートが持つ役割とは何かを問い、アートと社会のさまざまな関係性を探るべく、アートプロジェクトやアートマネジメント、文化政策などを中心に、アートが関わるさまざまな領域を学際的に、実践的に学ぶゼミを目指しています。

ゼミでは「やりたいこと」に向き合います。今この社会に「やりたいこと」を持っている人、そしてそれを実際にやれている人というのはどのくらいいるでしょうか。「それって意味があるの?」「役に立つの?」こうした言葉と発想が、やりたいことを封じ込め、本来豊かなはずの人間や社会の可能性を狭めてしまいます。

アートマネジメントは、一人ひとりのやりたいこと=表現欲求に丁寧に寄り添い、現代の社会に求められる表現の場をつくりだし、新たな価値を探究する実践的かつ学際的な研究領域です。

やりたいことをやっていると、「私もそういう場を求めていた!」「私はこれもやってみたい!」と、人々の創造性を喚起し、個人的なやりたいことが実は他者へとつながる回路になり得ます。

このようにアートが人々の集まるきっかけになり、人々の誰もが持つ創造性を発揮していける場やコミュニティを育て、これからの社会に必要になるかもしれない新たな価値を探求していけると考え、「やりたいこと」を出発点にしてこの社会を見つめるゼミにしたいと思います。

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