年明け早々、奈良県立大学近くの本屋さん「ほんの入り口」さんにて、二度目のコラボ企画です。
今回は「”呪い”に気づく」をテーマにした対話。
みなさん呪いにかかった経験はお持ちですか?今もかかってますか?ガチの呪術に興味のある人にも話を聞いてみたいですが、ここでの呪いは、いわゆる何かの「思い込み」のことです。そして、その思い込みによって苦しさを抱えるようなことです。
いったい何が私に呪いをかけてくるのか。どんなタイミングでかかってしまうのか。
その呪いにかかってる時は、周囲がその呪いを解こうとどんな言葉をかけても届かないんですよね。でも、気づくと呪いが解けている。入ってこなかった言葉が入ってくる。それってどういう現象で、呪いってどうやったら気づけて、解けるんだろうということを考えたいと。
私は映画でもアニメでも、国内外問わず制作される「陰陽師」作品がわりと好きで、呪いとは何か、その呪いが鬼をつくる(でも鬼はもともと人間だった)みたいな話が好きなので、はるか昔からあるテーマのようにも勝手に思っています。
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ごとうにんシアターの棚田浩章さん、奈良県立大学の風間勇助先生と一緒に、「対話の入り口」と題して再び場をひらきます。
2023年8月に「対話の入り口」というイベントを開いた後も、私たち3人は引き続きオンラインで対話を重ねてきました。今回は、その対話の中で芽生えた3人の関心ごと、「『呪い』に気づく」、というテーマで、私たちの生活の中で発生している「呪い」を発見する方法を探ります。そもそも、「呪い」ってなんなのか。日常に感じているモヤモヤ、苦しみ。それらの原因がよく分からず、でもなんか、嫌な感じがする。そういうものを一度、「呪い」と捉えてみると対処する糸口が見つかるかもしれません。
今回も椅子を車座に並べて、参加者の皆さまと一緒にざっくばらんにおしゃべりします。「呪いに気づく」ための入り口になりそうな本の紹介や、簡単なミニゲームを通して呪いを発見する練習(?)なども予定しております。この日は、2024年、ほんの入り口の営業初日にもなります。新年早々、禍々しいタイトルのイベントではありますが、どうぞ、お気軽にご参加ください。
日時 :1月7日(日)15時〜17時
参加費:2,000円
場所 :ほんの入り口 奈良市船橋町1番地
申し込みなど詳細はwebサイトをご確認ください。
https://hon-iriguchi.com/2023/12/19/823/