2024年10月19日(土)〜20日(日)に京都大学吉田キャンパスにて開催される日本犯罪社会学会第51回大会において、シンポジウム「刑事司法における『対話』」に、風間勇助が登壇します。開催概要は以下の通りです。
日本犯罪社会学会第51回大会
シンポジウム「刑事司法における『対話』」
日時:2024年10月20日(日)14時〜17時30分
会場:京都大学吉田キャンパス 第3講義室(文学部校舎2階)
*大会プログラムなど こちら
*大会参加チケット(申込期限 10/12) こちら
コーディネーター・司会:森久 智江(立命館大学)
指定討論者:大谷 彬矩(信州大学)
Restorative Justice(修復的司法、以下 RJ)は、その理念を体現するもっとも中核的な実践として「対話」を重視してきた。現状、日本においては、拘禁刑の施行を目前として施設内処遇のあり方が根本的に問われ、また、司法との連携が模索されてきた福祉や心理等の対人援助領域においても多様な「対話」実践が活性化しつつある。
本シンポジウムでは、犯罪・非行現象への対応として、刑事司法ひいては社会における「対話」が果たす役割とは何なのか、それが従来の刑事司法のあり方をどのように変えうるものなのか、刑事施設内での取り組みを主要な議論の対象としつつも、さまざまな「対話」の研究・実践に取り組むパネリストの具体的実践の様子を含めた報告をもとに、忌憚のない議論ができる場としたい。
- 「刑事司法制度の内外におけるグループによる対話の実践と理論について」 坂東 希(大阪公立大学)
- 「刑事施設と対話」 平畠 隆充(富山刑務所)
- 「『刑務所アート展』が社会にひらく対話の可能性とは何か」 風間 勇助(奈良県立大学)