なら歴史芸術文化村が実施しているアーティスト・イン・レジデンスプログラム(※)の審査委員を風間が拝命いたしました。応募期間は6月25日〜8月15日、ぜひご応募ください。
「なら歴史芸術文化村滞在アーティスト誘致交流事業 文化村AIR(アーティスト・イン・レジデンス)は、アートが社会をつなぐプラットホームになると共に、文化芸術に関心を高めることを目的に、地域の人々がアーティストと出会い、交流・協働する取組です。奈良の豊かな歴史・芸術・文化を体験し、文化村を中心とした山の辺の道周辺の人々との交流を通じ、新しい視点と切り口で制作活動を行うアーティスト1名(1組)を募集します。」
募集期間 2025年6月25日(水)~2025年8月15日(金) (必着)
詳細は以下のページよりご覧いただけます。
※アーティスト・イン・レジデンス(AIR)とは?
アーティスト・イン・レジデンス(Artist in Residence, AIR)とは、芸術家が一定期間異なる場所に滞在し、芸術活動やリサーチを行うこと、またその支援を行うこと。
日常とは異なる環境に身を置くことで、研究や創作活動に没頭することができる。また多様な人々との交流や文化体験を得ることで、新たな発想や表現方法の可能性を模索することができる。このように、芸術活動の糧となるような環境を整える活動である。芸術家の芸術活動を支援するアーティスト・イン・レジデンス。期待される効果は幅広い。
- 異なる文化や地域バックグラウンドを持つ芸術家同士の交流支援
- 芸術家の自己研さんや、芸術家同士の相互啓発支援
- 展覧会やフェスティバルといった「作品の発表」にとらわれない、自由な表現の場の提供
- 芸術家を受け入れることによる地域文化の振興、地域住民への芸術機会の提供
- 地域住民と芸術家の交流
その一方で、地域自治体が主導することで、地域住民との交流や芸術活動の公開が芸術家にとっての「義務」となってしまい、芸術家たちへの負担となる恐れもある。「自由な芸術活動の場の提供」と「地域振興」のバランスが求められている。